2005年2月6日

エコビジネス・ルポ・第12弾、ハイブリッドカーのエコタクシー

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは中村秀樹さんです。
中村秀樹さん

 エコビジネス・ルポ・シリーズの第12弾。ハイブリッド車だけで営業する「エコタクシー」会社「ニュートランスシステム」をクローズアップ! 社長の「中村秀樹(ひでき)」さんに環境問題への思い、エコタクシーをベースにした大きな目標などうかがいます。

※「ニュートランスシステム」は「エコシステム株式会社」に社名を変更されました。
(2006年5月12日更新)

エコタクシーは環境と、ドライヴァーにやさしい

●私達は今、新木場駅前に来ています。今日は「エコタクシー」の取材ということで、これからハイブリッド車だけで営業する「エコタクシー」の会社「ニュートランスシステム」に行くところなんですが、ここまで迎えに来てくださるというので、「エコタクシー」を待っているところです。
 車種はトヨタのプリウス。目印は屋根の上の「あんどん」、青い地球のイメージだということなんですが・・・。
 あ〜、来ました、来ました。シルヴァーのプリウス、屋根の上の地球型のあんどん、初乗り500円、安いです。車のサイドには「エコロジストの作ったニュー・タクシー ニュートランスシステム」と書いてあって、イルカさんマークが入っています。「減らそうCO2ハイブリッドカー」と書いてあり、後ろのほうには「この車はオゾンで消毒消臭しています」と書いてあって、どこから見てもエコタクシーだとすぐ分かります。運転手さん、お迎えありがとうございます。

男性運転手「こんばんは。よろしくお願いいたします」

●というわけで、私たちは新木場駅前でタクシーに乗せていただいて、今、「ニュートランスシステム」の会社のほうにお邪魔しています。これから、社長の中村秀樹さんにお話をうかがっていきたいと思います。早速なんですが、エコタクシーで会社を興そうと思ったキッカケはなんだったんですか?

中村さん「キッカケは地球の温暖化とか、環境がどんどん壊れていっていますから、そのことに対してなんとかしたいっていう思いですね」

●中村さんはもともと小学校の先生をやってらっしゃったんですよね?

中村さん「はい。小学校の教員をやっていました」

●そこからなぜ、タクシー会社の設立へと至ったんですか?

中村さん「小学校の教員時代から環境に親しむという意味で、色々な取り組みをやってきたんですね。自然と親しむクラブなどを作ってみたりとか、私たちの小学校というのは千葉県の手賀沼というところの近くにありまして、手賀沼という沼は日本で1、2番に汚れていた沼だったんですね。その沼を汚さないためにはどうすればいいのかということで、環境問題にも取り組みまして、自然環境を守っていかなければならないということは、教員時代を通じてずっとやってきたんです」

●中村さんは教員時代からエコタクシーを起ち上げるまでに、NGO「共生舎」というのも設立なさっています。その時代に石鹸を作ったりとか、環境保護の活動をなさっていたんですか?

中村さん「共生舎っていうのは、共に生きて学んでいくという意味で付けられた名前なんですけど、そこには学校に行かない人達、当時、不登校といわれていた人達とか、ちょっと変わったところでは、会社に行かなくなった大人の人とかのたまり場を用意してきたんです。私たちはエコロジストですから、自然環境問題に取り組んでいきますし、そこに集まってくる人達の悩みなんかを色々と聞いているうちに、自然環境問題などに取り組んでいく人々のサークル作り、輪作り、ネットワーク作りを進めていかなければいけないんだなということを強く感じていたんです。その共生舎を母体として、今回のようなエコタクシー作りも企画されていったんです」

●大きな輪の一部にこのエコタクシーがあったんですね。

中村さん「そうですね。共生舎自身の名簿、ネットワークは2500〜3000人くらいなんですけど、今回エコタクシーを発足させるにあたって、色々力を貸してくれた人達、現実的に小さなカンパを寄せて下さった人達を合わせれば300名を超えているんですね。で、そういう人達の結集でこのエコタクシーができています」

●「ニュートランスシステム」自体の営業開始は去年の9月からなんですよね?

中村さん「はい。正確に申し上げますと、去年の9月21日に最初の1台目が街に向けて走り出していったんですね」

●その1台目は中村さんが運転なさっていたんですか?

中村さん「いえ、私は見送ったほうです(笑)。でも、そのボディーには『エコタクシー』と我が社の商標も書いてありましたけども、それと同時に『減らそうCO2』ということで、色々な方々が目にされて『あ、こういうタクシーが走る時代になったんだな』と感じ取っていただけたと思うんですよね。だから、私としてはこれから本当に広い世界が開けていくような思いで、エコタクシーを見送ったんですね」

●最初は何台から始まって、今は何台のエコタクシーがあるんですか?

中村さん「最初は10台です。そして、今は21台になりました」

●1年で11台も増えたんですね。

中村さん「はい。最初はドライヴァーもお休みの人もいましたので9人。そして今、ドライヴァーは47人います」

●9人から一気に47人に増えたのはどうしてなんですか? また、ドライヴァーの方の中には環境問題に興味のある方々もいらっしゃったのでしょうか?

中村さん「多分3分の2くらいの人は、エコタクシーだからということで来ていただけたと思うんです。それから残りの3分の1の方は、たまたま我が社の労働条件がどこのタクシー会社さんより群を抜いて良いんですね」

●環境にやさしいだけではなく、ドライヴァーにもやさしいんですね(笑)。

中村さん「そうですね(笑)。ドライヴァーには本当にやさしい会社だと思います。そういう好条件ということで、やって来られたドライヴァーの方というのが3分の1の方なんですね。でも、この車に乗られるとお客様から『いい車に乗っているね』って言われたり、『どうしてエコタクシーっていうの?』って聞かれるので、『環境問題で・・・』と話をするとお客様が『そうだったの。頑張ってね』と言われるんです。そういうことでお客様の力をもらって、市民の人達の環境に対する気持ちも彼らに伝わって、彼らの労働意欲を作りだしているんだと思います。
 地球マークのあんどんも私が作ったんですけど、結構知られてきました。それから車体にはイルカさんがいるんですが、あのイルカさんは『エコロジーイルカ』、短くしてエコルカちゃんというんですが、人懐っこさとかも含めてお子様にも喜んでいただいております」

収益の一部はコスタリカに寄付

エコタクシー

●エコタクシーのボディーのところに「エコロジストの作ったエコタクシー」と書いてあったんですが、車庫に戻って他の車を見てみると「増やそう熱帯雨林」と書いてある車もありました。このメッセージについてもう少し詳しく聞かせていただけますか?

中村さん「『増やそう熱帯雨林』というヴァージョンが、最近使っていっているヴァージョンでして、それとともに先ほどお話したエコルカちゃんの口からふきだしを作りまして、『厚くしようオゾン層』っていうのが新しいヴァージョンで加わるんですね。
 これはCO2を減らすということと、CO2をどんどん吸収して酸素を作ってくれるのが熱帯雨林なんですね。地球の酸素の多くは熱帯雨林が作ってきたわけです。ですから、私たちはその熱帯雨林を守って、再生させることによって地球環境をまたもとの形へ戻していかなきゃいけないと思っているんです。まさしく温暖化の原因はCO2ですから、そういう意味では熱帯雨林を増やしていこうという運動を続けることによって、地球温暖化に私たちなりの解決策を見出していこう、対応策を実践していこうというわけなんです」

●現在、初乗り500円ということなんですが、収益の一部をコスタリカの熱帯雨林保護活動に寄付するという話をうかがいました。

中村さん「ええ。コスタリカに収益の一部を寄付させていただきます。で、コスタリカだけではなくて他の熱帯雨林の保護や、あるいは他の動植物の環境を守るための取り組みにも寄付させていただきたいと思っているんですね。
 なぜ、コスタリカにご支援させていただくのかといいますと、コスタリカという国はパナマ運河の上にある小さな国なんですけど、この国には世界一多くの種が生存しているんです。なぜ、そこに世界一の種が生存できているかというと、コスタリカという国が自然環境を何よりも大切にしてきたからなんですね。だから、コスタリカには人類最後の秘境といわれる熱帯雨林が存在しているんです。コルコバード国立公園にある熱帯雨林なんかがそういわれていますが、そういう風にコスタリカという国は産業開発よりも、自然保護を優先させたんですね。ということは、自然保護をするためにはお金もかかります。しかし、産業開発を優先させないということで、外貨はなかなか入ってきません。そういうことを考えれば、私共はコスタリカの方々に多少なりとも援助させていただいて、コスタリカの人々のそういう取り組みをサポートしたいと思っているんですね」

●私なんかからすると、初乗り500円で安いし、ドライヴァーの待遇もいいし、しかも寄付までしちゃって「ビジネス的に大丈夫なの?」って思っちゃうんですけど(笑)、それだけエコタクシーはやりがいがあり、中村さんを含めた働いている方の環境に対する関心も高いということなんですか?

中村さん「今、初乗り500円です。しかもなおかつ、ドライヴァーの方達に対する待遇も日本一いいです。そうなると、正直言って、私共の利益というのはそんなに多くないです。
 タクシー業界の仕組みって、こういう言い方をすると先輩の方々にしかられると思うんですけど、儲けた部分というのは自分達親方のもので、儲けないと全部労働者にしわ寄せしてきたみたいなところがあるんですけど、私たちの場合は、儲けたものは自然環境の保護へと。
 しかし、出来る限りドライヴァーの人達にも還元していこうということなので、実際に今度、コスタリカに援助をさせていただくんですけど、車が20台、しかも始めて4カ月の会社ですから、その額っていうのは50万円程度しかできないんですね。でも、それは私共の儲けのほとんど全てです。
 ただ、ここでちょっとお話をさせていただきたいんですけど、日本の税制のシステムって変なところがあるんですね。それは、例えば私共が寄付したいと思っている50万円の赤十字なりを通じて寄付をすると、50万円は税対象から控除されるんですね。ところが私共は、コスタリカの熱帯雨林保護にご支援したいんだというふうに、コスタリカに直接お送りすると、そのお金は私たちの利益として課税されてしまうんですね。つまり、利益をよそへもって行ったものと見なされるんですよ。したがって課税されてしまうので、50万円と日本への税金20万円を払わなければいけないんですね」

●寄付するのも大変なんですね! それもちょっと変な話ですね。

中村さん「この矛盾は、ラジオを聴いている方々はすぐにおかしいなと気付かれると思うんですね。だけども、これは今まで日本の株式会社というものが、利益の一部を環境保護なりなんなりで、社会的な奉仕目的のために直接利用しようというアクションを起こしてこなかったからだと思うんですね。私たちがアクションを起こしたら、実はそういう問題があったというのが噴出してきたんです」

●じゃあ、もしかしたら「ニュートランスシステム」さんがそういったシステムを始めることによって、変わるかもしれないですね。

中村さん「ええ。きっとこのことを知られたら、色々な方も『おかしい』と思われますでしょうし、政治家の方もそう思われるでしょうから、きっと制度は変わっていくと思います」

エコタクシーのエコは「エコノミー&エコロジー」

●ここで、「ニュートランスシステム」で働いていらっしゃるドライヴァーの方にもお話をうかがってみたいと思います。
 運転手さんは、この会社に勤めるようになってどれくらい経つんですか?

男性ドライヴァー「去年の10月5日からですので、4カ月になります」

●それまではタクシーの運転手はされていたんですか?

男性ドライヴァー「10年くらいやっていました」

●この「エコタクシー」はどうですか?

男性ドライヴァー「車もいいし、禁煙で運転もしやすいですし、お客さんにも結構喜んでいただいています」

●ボディーには色々書かれていますので、エコについてとか質問されることも多いんじゃないですか?

男性ドライヴァー「ハイブリッドカーのプリウスを使っていますので、お客様がよく知らなくて『エンジンが止まるんだけど、なんですかこの車は?』とか言うんですよ(笑)。ストップしたときなんかはバッテリーに変わりますので、エンジンが止まりますからね。それで、説明すると『初めて乗りました』って喜んで下さいます」

●これからも、エコタクシーに乗り続けますか?

男性ドライヴァー「はい。乗り続けるつもりです」

●これからも頑張って下さいね。どうもありがとうございました。
 あ、女性ドライヴァーの方を発見したので、ちょっとお話をうかがってみたいと思います。こちらの会社では紅一点になるんですか?

女性ドライヴァー「紅二点です」

●紅二点のうちの一点なんですね。

女性ドライヴァー「はい。2分の1です」

●こちらでドライヴァーをやることになったキッカケはなんだったんですか?

女性ドライヴァー「ハイブリッドの車ですので、お客様にすごく好評なんです。エコタクシーのエコはエコロジー&エコノミーのエコですので、エコロジーのほうはハイブリッドの車を使っていますので、排気ガスとか少ないですし、さらにエコノミーは初乗り2km500円で、そのあと50円ずつ上がりますので、乗っていただいた方みなさんに喜んでいただいております」

●運転手さん自身はプリウスを運転していてどうですか?

女性ドライヴァー「すごく楽です。大気中にもよいですし、低速で走ったときにバッテリーで走りますので、すごく振動が少ないんですね。長時間乗りますので、その点では運転手にもやさしいと思います」

●女性の場合、腰にくるとつらいですもんね。これからもエコタクシーの運転手さんとして頑張って下さいね。どうもありがとうございました。

女性ドライヴァー「頑張ります。ありがとうございました」

フランス進出が目標です!

●ここからは再び中村社長にお話をうかがいたいと思います。「ニュートランスシステム」さんでは、会社の最終目標としてやりたいことがまだまだたくさんあるそうですね?

中村さん「当面は一生懸命、熱帯雨林とか植物や動物の保護運動に取り組んでいかなければいけないと思っているんです。けれども、私たちはすぐ環境保護という言葉を使ってしまうんですけど、実は環境保護ではなくて、もうすでに環境を再生させなければならない時代に来ていると思うんです。
 で、環境は再生させることができるんです。熱帯雨林を増やすということは、二酸化炭素を吸って酸素を出しますよね。酸素を出すとどういうことが起きるかというと、薄くなっていたオゾン層を厚くすることができるんですよ。逆に言えば今、オゾンホールとかオゾン層がすごく薄くなってきているといわれていますが、例えば、北海道や沖縄なんかは特に薄くなっていますね。けれども、それは酸素を増やすことによって厚くすることができるんです。オゾンというのは酸素の量に対して、一定程度のごくわずかな量で存在している。つまり酸素に対する比で存在しているものなんです。だから、酸素を濃くしていけばオゾンも厚くなっていく。そうすると、地球環境を保護するのではなくて、再生していくことができるんですね。だから、私たちはそういう取り組みを今後どんどん広げていかなければいけないなと思います。
 それから、このエコタクシーならエコタクシーで世界のNGOともっともっと繋がっていくべきだと思っているんですね。例えば、今環境企業と言われている企業は環境問題に取り組まなければ、これからの企業は生き残れないとおっしゃられるんですけど、私たちは逆なんですね。環境問題にいかに取り組むか、そのためにはどれだけ企業としてもしっかりやって利益をあげるかということなんですけど、そういうスタンスに立てば海外でも私たちと同じようにこういうエコタクシーを始めたいとか、色々な取り組みをやりたいというところが出てくると思うんです。そしたら、私たちの方には先駆者としてのノウハウもありますし、それなりの蓄財もできていると思いますから、そういう人達に対して援助していくことができると思うんです。でも、海外にそういう団体が生まれないとするならば、私たち自身が出ていきます。計画としては、3年後にフランスにエコタクシーを作る予定です」

●おぉーっ! 3年後ですか!

中村さん「はい。で、そういう話を聞いていただいて、フランスに世界通信社の本部があるのがAFPだと思うんですけど、AFP通信が世界に向けてもう発信してくれたんですね。だからそういう意味では、まだまだ私たちのやりたいことっていっぱいあるんですけど、でも一歩ずつ現実味の帯びた明日が見える状況には来ているかなって気はします」

●私は、都内でエコタクシーを見かけて左手を挙げて乗るという機会が増えたらなと思います。これから中村さんは、フランス展開へ向けてエコタクシーを増やすという大切な使命がありますから、ぜひ、頑張っていただきたいと思います。また、お客さんもエコタクシーに乗ったら応援の声もそうですし、色々質問もしていただければと思います。今日はどうもありがとうございました。

中村さん「こちらこそありがとうございました。今後ともエコタクシーをよろしくお願いします」


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■エコタクシー会社「エコシステム株式会社」

※「ニュートランスシステム」は「エコシステム株式会社」に社名を変更されました。(2006年5月12日更新)

エコタクシー

・初乗り500円と安く、しかも利用することによって、熱帯雨林の保護活動にも協力できてしまうという「エコシステム株式会社」のエコタクシー。中村社長は「現在、21台のハイブリッド車を、年内には100台にしたい」とおっしゃっていたので、今後は乗れるチャンスも増えそうです。会社は新木場ですが、エコタクシーの多くは新宿近辺にいることが多いそうです。ぜひ探してみて下さい。

・また、「エコシステム株式会社」ではドライバーも募集中です。社長の「中村」さんは「エコタクシーに興味がある人。環境問題に関心がある人」にぜひ来て欲しいとおっしゃっていました。待遇は業界随一です。

・エコタクシーに関するお問い合わせ、また、「エコタクシー」をぜひ利用したいという方やドライヴァーになりたいという方は、
 フリーダイヤル:0120−056−516までどうぞ。

・「エコシステム株式会社」(旧社名:ニュートランスシステム)のHP:http://www17.ocn.ne.jp/~all_eco/

■このほかのエコビジネス・ルポもご覧ください。
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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. BIG YELLOW TAXI / COUNTING CROWS

M2. DOLPHINS / EDDI READER

M3. DEAR EARTH / HENRY LEE SUMMER

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M4. THIS WAY TO HAPPINESS / GLENN FREY

M5. DRIVE / THE CARS

M6. HOPE, PRAYER & TIME / JULIA FORDHAM

油井昌由樹アウトドアライフ・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M7. SPIRIT OF AMERICA / THE BEACH BOYS

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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