2007年6月24日

海洋冒険家・白石康次郎さんの
世界一過酷なヨットレース「5オーシャンズ」奮闘記・パート2

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは白石康次郎さんです。
白石康次郎さん

 海洋冒険家の白石康次郎さんをゲストにお迎えしての第2弾。白石さんは、世界一周のヨットレース「5オーシャンズ」に参戦し、見事、総合第2位という好成績を収められたわけですが、今週はそんな白石さんと第3レグからゴールまでを振り返ります。また、白石さんにとってのサプライズ・ゲストも登場します。

充実した、いいレース

スピリット・オブ・ユーコー
第3レグ中。(写真:白石康次郎)

●先週に引き続き、今週もよろしくお願いします。総合第2位で終えられた「5オーシャンズ」、先週は第2レグまでを振り返ってお話をうかがいましたが、第2レグはすごく長くて色々な学びがあったそうで、その学びが第3レグに活きるというところで先週は終わっています。そんな第3レグを振り返っていただけますか?

「第1レグは『意外といくぞ!』と、健闘の第1レグでしたね。第2レグは散々ですね。もうコテンパンで『康次郎、お前調子に乗るな。そんなに甘いもんじゃないぞ!』というレグだったんですね(笑)。で、いよいよ迎える第3レグ」

●アメリカ・ノーフォークからスペイン・ビルバオまでの一番短いレグですね。

「一番短いって言っても大西洋横断なんですけどね(笑)。僕が言うと非常に短いようですけどね(笑)」

●そうなんですよ(笑)。「白石さんの世界一周」って聞くとあっという間な気がしますけど、普通に考えると長いんですよね。

「僕が言うとスプリント競技的ですけど(笑)、大西洋横断ですね。で、スタートする前に順位はほとんど決定していました」

●それはおっしゃっていましたよね。

「1位がベルナール・スタム、これは遥かにトップ。で、2週間遅れて僕。次の航程が約2週間ですから、どう転んでも総合順位では抜けないんですね。で、第3位が37日くらい、2往復しても僕が勝つくらいの差が開いていたんですよ。でも、3位と4位は1日くらいの差しかなかったから、次のレグ次第だったんですけど、1位と2位はほとんど不動のものだったんですよ。で、みんなが『あとは安全に走るだけだ』とか、『順位は決まっているんだから』、『白石さん、無駄なことはしないで、とにかく順調に』なんて言うんですけど、そんな考えは僕とベルナールの間にはないですね。1位と2位が決まっているなんていう話じゃないですよ。1回スタートしてしまえば、全力を尽くす人間ですからね。ベルナールも決して手を抜くことはないし、僕も全く『ゆっくり走ったっていいや』なんて気持ちはさらさらないです。で、スタートしたら非常にいい風が吹いたんですね。僕の船は古くて重たい船なので、風が吹くと軽い船と比べても、そんなにハンデキャップがないんですよ。軽い船だったら、やっぱりいい船に敵わないんですね。でも、今回非常にいいふうに風が吹いて、スタートからずっとベルナールと100マイル離されなかったんですね。ずっとついて、最後の1日でガッと追いついて4マイル差、船が見える差まで追いついて、全部僕の読みが当たったんですね。で、スピリット・オブ・ユーコーにとって最高の風が吹いて、全部読みが当たって、最後1位は取れなかったんですけど、大西洋を2週間で渡って、ベルナールがゴールして43分差で僕が2位でフィニッシュしたんですよ」

●素人考えだと「惜しいー!」って思っちゃう差ですよね。

「みんな惜しいって言うんだよね。『なんで抜かせないんだ!』みたいなことを言うんだけど・・・(笑)」

●でも、その43分って大きいんでしょうね。

「大きいっていうか、カバーされちゃったんですね。ベルナールが僕と違うところを走っていれば、僕の方がいいふうに風を受けているので、当然抜かせるんです。でも、船の性能は向こうの方が圧倒的に早いから、彼がグッと僕の船に寄ってきたんですよ。で、同じ風を受けちゃうと、どう転んでも彼のほうが早いですから。だから、僕も近づいたけれども、抜かせるとは思っていなかった。ただ、彼のフィニッシュが見えましたからね。彼がフィニッシュして、そのあとすぐに僕がフィニッシュしたので、非常にいいレースでしたよ」

出迎えの人々
(写真:矢部洋一)

●順位は決まっているけれども、ゴールで待っていた人たちはすごく盛り上がったでしょうね!

「そう! 待っていた人たちは興奮したらしいよ! で、前日までは40マイル差離れていたの。で、ベルナールが昼入って、僕は夜中だっていう予想だったんですよ。で、みんな朝起きたら、康次郎が4マイル差まで来ているぞと。トップに追いついたっていうことで、大会本部とかものすごく盛り上がったらしいよ」

●結局は総合第2位で白石さんはレースを終えて、要した時間が118日と1時間42分。で、実際に完走した船は7艇出発して4艇のみ。今のお話をうかがっていると、第3レグっていうのは、順位はある程度決まっている中で、次のレースへ向けてのウォーム・アップ的なものプラス、第2レグで感じたものを試すことができたっていう、非常に大きな意味を持ったレグだったんじゃないですか?

「そうですね。今回のレースの面白いところは、第1レグで健闘して、第2レグが散々で、第3レグが全ての集大成ですね。で、お互いに全力を尽くして最高のフィニッシュをしましたよね。ベルナールは2連覇で、僕もいい成績で終われて、非常に気持ちのいいレースでしたね。非常にさわやかで、お互いに『やったな!』って健闘を称えあって、あとで考えるといいときも悪いときもあって、ベルナールもそうなんですよ。僕と逆で、第2レグがよかったんですね。彼は第3レグが大失敗というか、風につかまっちゃって、運が悪かったんですよ。だから、これだけ長くて大きなレースだと、ずっと運がいいとか、ずっと運が悪いっていうことはないんですね。運がよかったり悪かったり、ものすごいドラマがあるんですね。でも、こうやって僕も、エイミーさんが言う通り、最後がうまくまとまって、自信もつけたし、サポートもみんな喜んだし、今回は充実した非常にいいレースだったんではないかと思いますね」

次は子供たちの夢を叶えるのが使命

白石康次郎さん
ゴールしたときの白石康次郎さん
(写真:矢部洋一)

●今回の「5オーシャンズ」ではバーチャルクルーという形で、一般の人達も参加できるという企画をやっていらっしゃいましたよね。このバーチャルクルーについて改めてご説明していただいてよろしいですか?

「はい。残念ながらルールでは船に1人しか乗り込むことが出来ないので、是非みなさんに乗ってほしいんですけど無理なんですね。で、何とか皆さんの応援を、気持ちを汲んで、船に乗って世界一周できないかということで、昔の米兵なんかが付けていたドックタグ、認識票を買っていただいて、そのものを僕は船に積み込んで、みなさんのお名前が載ったドッグタグを持って世界一周したんですね。で、先日記者会見にも来ていただいて、何名かの方に世界一周したものをお渡ししたんです。皆さん大変喜んでいただいて、前回もプレートでやったんですね。で、今回はドッグタグ+セールですね。実際に世界一周したセールを切って差し上げるということで、とにかくみんなに船に乗ってほしかったんです。で、それを具体的にやったものなんですね」

●それ以外にも実際にレース中に衛星通信を使って、リアルタイムで子供たちに冒険授業をやっていらっしゃったじゃないですか。これは、どうでしたか?

「これも、あとで『よかった』っていう感想を聞きました。僕は海の上なんですけど、やっぱり実体験ですよ。レース中は本物だからね。ライヴっていうのがとっても重要なポイントで、帰ってきて『成功しました。2位です。こうでした』という話よりも、成功するかしないか分からない、海の上から子供たちと話すというのがとても重要で、『頑張りなさいよ』って説明が要らないものなんですね」

●言葉が要らないんですね。

「頑張っていますから(笑)。子供たちも素直に納得できるんですよ。例えば、頑張っていない先生に『頑張って!』って言われても、子供たちは納得できないんですよね。僕は海の上にいて、夢に向かって命がけでっていう姿をただ見せて、会話をするだけで十分伝わるものだと思うんですね。これは本物ですから、理屈ではないんですね。それが、子供たちの元気の素になってくれればということで一生懸命やって、ハッピーエンドになりましたからね。みんな喜んでくれたみたいです。
 彼らの純粋なエネルギーっていうのは、一番支えになりますよ。前回も母校の子供たちが応援してくれて、今回もそうだし、初心に帰れるんですね。要するに雑念が振り払われて、子供のような純粋な心でいられる。純粋ほど強いものはないんですよ。汚れがないし、曲がりがないからね。だから、子供を通じてそういうパワーを随分もらって、逆に僕が子供たちに何かを伝えようっていうのではなくて、彼らの純粋さとか、パワーを僕がもらって走らせてもらっているっていうほうが大きかったですね。
 そしてもう1つは、確かに僕から言わせれば大変な作業なんですよ。電話に出たりラジオに出るのは(笑)。ただ、私の天命だと思ってやっているのは、やはり僕だけ夢を叶えてもダメなんですよ。僕は多田さんや皆さんに支えられて夢を叶えたんですね。で、自分の夢を叶えたら、次の使命は子供たちや他の子たちの夢を手助けして、彼らの夢を叶えることが次の僕の使命になってくると思うんですね。だから、今ちょうど自分の夢を叶えながら、子供たちに夢を持つことの大切さ、真っ直ぐ進むことの大切さを感じてもらえればいいなということで、これは本当に世界一周と同じように大切な僕の使命だと思っているので、今後も積極的にやっていきたいなと思っています」

サプライズ・ゲスト登場!

●前回のレース「アラウンドアローン」に次いで、今回「5オーシャンズ」っていう過酷な世界一周のヨットレースに出場を決めたとき、奥様に対してはどういうふうに説明されたんですか?

「普通に『また行くぞ』っていう感じですね(笑)」

●そうですか(笑)。実は奥様にもお話をうかがいまして、こんなふうにおっしゃっていたので聞いてください。

「えーっ!? いつ?(笑)」

白石さんの奥さん「前回のときに『これで終わり』と聞いていなかったので、覚悟はしていたんですけど、やるって聞いたときには『あぁ、またか』、『しょうがないか』っていう感じでしたね。もう、諦めている部分もありますので、もう仕事ですからね」

家族と白石康次郎さん
白石康次郎さん一家(写真:矢部洋一)

●と、おっしゃっていました。よく出来た奥様でいらっしゃって(笑)。

「(笑)。結婚前からやっていましたからね。やめるって言ったら僕は必ずやめますよ。で、やめるって言ったのにやるようなことは絶対ありません。ただ、これが僕の天命だということで。でも、彼女もそう言いながら大変だと思いますよ。留守を守って、小さな娘もいますからね。大変だと思いますが、女房には感謝しています」

●1回目の世界一周ヨットレース「アラウンドアローン」のときは、結婚直後、いわゆる新婚さんで・・・。

「そうだったね!(笑)」

●今回の「5オーシャン」のときは、お嬢さんがまだ小さくて、一番手のかかるときに・・・(笑)。

「それじゃ、悪いことをしているみたいじゃない!(笑)」

●そんな奥様の気持ちはこうだったみたいですよ!(笑)

「(笑)」

白石さんの奥さん「ひとりで待っているときは、ただただ寂しいんですね。もうそれだけなんです。心配っていうのはもちろんあるんですけど、ただただ寂しい。かなり精神的に参ったときもあったんですね。で、今回は子供がいるので、寂しいっていうのはもちろんあるんですけど、それよりも子供が一番手のかかる1歳半くらいから、夫が準備で海外にずっと行きっぱなしでしたので、子供を育てていくことで日々必死だったんですね」

●母としての忙しさのほうが先に立ってしまったという感じだったんですね。

白石さんの奥さん「そうですね。で、うちの子がとても父親っ子なんですね。なので、お父さんがいないことで寂しがらせないように、私も必死でしたね」

●苦労なさっていたんですね。

「白石みゆきさん(奥様)は大したもんですよ」

●実は裏話をすると、1回目のレースのときは、それまで実家にいたので、初めての1人暮らしでちょっと楽しかったというふうにもおっしゃっていましたけど(笑)、でもやっぱり新婚さんで、今回も小さなお子さんがいらっしゃいましたからね。

「白石みゆきさんは大変お忙しかったみたいですよ(笑)。海から電話したら時々、『今、忙しいの!』って切られたことがあるんですよね。僕も忙しいんだけどね(笑)」

●(笑)。でも、『僕も忙しいんだけどね』と言いながらも、結構ちょくちょく電話なさっていたみたいですね?(笑)

「いや(笑)、週に1、2回ですよ! しかも、電話になかなか出ないんですよ!(笑) 何をやっているのか知らないけど、電話に出る方が少なかったですよ」

●では、奥様が「よく電話がかかってきている」っていう以上に電話をかけていたんですね?(笑)

「していましたね(笑)。でも、娘を育てるのに忙しいから電話に出てくれないんですよ」

●お嬢さんもパパっ子だっていうことなんですけど、お父さんもやっぱり娘さんが気になるんですね。

「そうそう。一番よかったのは、女房が携帯電話で写真を撮って送ってくれたんですね。あれが支えでしたね。唯一リラックスできる瞬間なんですね」

●でも、するとちょっぴりホームシックにかかったりとか、声が聞きたいなって思うとまた電話をかけちゃったりして(笑)。

「でも、出ませんね(笑)。まず、出ないんですよ。何をやっていたんだろう(笑)。それを今度、聞いておいてください。相当電話に出なかったらしいよと(笑)」

●じゃ、今度フリントストーンが・・・、って自分で聞きなさいよ!(笑)

「(笑)」

●白石さんって結構、寂しがりやさんなんですか?(笑)

「今回もあんまり寂しいとか、ホームシックっていうのはなかったですね。仲間が大好きなんですよ。で、今回は今まで以上に船に人が乗っている気がしましたよ。だから、船の中で『ちょっと手伝って』って言いたくなるような、感じるものがありましたね」

●ということは、「独りだ」っていう孤独感みたいなものはなかったんですね。

「強がりでもなんでもなくて、全くなかったですね。ここまで1人でやってきたつもりもないですし、みんなの手がかかっていますし、それを十分感じていますしね。今回も夢のクラス1に出場できたっていうのもそうだし、すぐ隣に誰かがいるような感覚で走っていましたね」

次は、もっともっと過酷な世界一周ヨットレースに出場!

表彰式の白石康次郎さん
(写真:矢部洋一)

●今回の第2位という結果について、奥様はこんなふうにおっしゃっていました。

白石さんの奥さん「今回の順位はありがたいと思っています。みなさんに支えられて。夫1人の力ではそんな順位は取れませんので、本当にたくさんの方に助けていただいて、支えていただいて、私も本当にありがたいと思っています。1位じゃないし、3位じゃないしっていう、2位っていう順位がまた次の期待を運ぶんですよね(笑)。やっぱり周りの方が期待をしちゃうんですよね。本人がやりたいっていうのももちろんありますし、皆さんが期待してくださるのであれば、頑張ろうかなっていうのももちろんありますし、私もそれが分かっていますからね」

●それがつらいところですね。

白石さんの奥さん「そうなんですよ。私の口からは何も言えないですね。『行きたいならどうぞ』っていう(笑)」

●次のレース、奥さんはOKだそうですよ!

「すごくアグレッシブなことを言いましたね(笑)。僕、初めて聞いたので驚きましたよ。家ではヨットのことを全く話さないんですよ。今、初めて聞いた!」

●夫婦の仲を取り持つ、ザ・フリントストーン(笑)。

「そう!(笑) でも、僕はこれ以上の順位はないと思っていますよ。客観的に見ても、あのバジェットで、あの準備で、僕の経験、船、性能、全て考えてあの順位は出来すぎです。非常に運がよかったんですね。運を掴むことが出来たというのは、タイミングもよかったし光栄に思いますけど、1位と2位とじゃ雲泥の差です。だから、『もう十分だろう』って言うのかと思ったら違いましたね(笑)。意外と積極的で、俺を止めろよっていう話ですよね(笑)」

●(笑)。「ご主人は次のレースも考えていると思いますけど、どうします?」って聞いたら、ああいうお答えが返ってきたんですね。でも、「『やめるよ』って言ったらどうしますか?」って聞いたら、「もちろんほっとはしますけど、でもやるっていうならどうぞ」っておっしゃっていました。

「へぇー。僕は1位をとろうと思ったことはないんですよ。僕の夢は自分の考えられるヨットが欲しいの。要するに、お金が欲しいわけじゃなくて、本当に好きなデザイナー、好きな仲間と最高の船を作り上げて、最高のレースが出来ればそれで満足なんですよ。そこで、順位が何位であろうが構わないんですね。今回の第3レグを見てください。1位と2位が決まっても僕らは全力を尽くすでしょ。その中で最高のレースが出来たから楽しいんですよ。それをやれば、優勝だろうが、2位であろうが、3位であろうが、とにかく俺はやったんだ、燃え尽きたというのであれば、それで満足ですね。それをやるために今、一生懸命修行をしているという感じですかね」

●ということは、次はランクではなくそういうレースをするため、己自身が水になるためのレースになりそうですね。

「そうですね。具体的に言うと、次は2008年にレースがあるんですよ。これは、バンデグローブというノンストップのレースです。我々ヨットの世界では最高のタイトルですね。ノンストップの世界一周」

●今の「5オーシャンズ」では3回のレグに分かれて、間に寄港地が2ヶ所ありましたよね。次にやろうとしているのは全く泊まらないレースなんですね。

「ノンストップです。最も世界で過酷なヨットレースと謳っていますが、次はもっともっと過酷な世界一周ヨットレースです(笑)。資金的には寄港しないので楽です。次はノンストップですから一発勝負です。どこにも寄らないで帰ってきます」

●白石さんがフリントストーンに初めていらして、そのときにお話をうかがった世界一周単独無寄港がレースになったものなんですね。

「そう。で、それが2008年の11月に始まります。時間ないですよ、エイミーさん。来年の冬にスタートですから、もうすぐです。それを目指して頑張っています」

●あっという間じゃないですか。

「あっという間ですね」

●もう準備は進んでいるんですか?

「いや、今は皆さんにお礼を言って、こういう場を借りて、帰国の報告をしています。それが終われば準備に入ります。面白いのが、じゃあ次は1位を狙えるかっていったら、とんでもない。次、そのレースに出るのであれば、トップ10に入れば上等です。説明するのはなかなか難しいんだけど、次のレースは3億円の新艇が17艇出るの。で、全部で26艇出るんだけど、僕の船が一番古い船になると思うのね。でも、東洋からの出場者は初めて。みんなが僕に是非出て欲しいって言うんですよ。主催者もパリからわざわざ僕の港まで来ました。アジア人初なんですね。だから、そういうことで期待されています。誰もまた優勝なんて期待していませんから(笑)。とにかく出てくれと。で、その次のレースにはさっきの理想の船で出たいですけど、また次はもう1回勉強ですね」

白石康次郎さん

●次回は、フリントスト−ンもレース中に船に電話をして、お話をうかがいたいと思います(笑)。

「出られなかったらごめんね(笑)」

●そのときは諦めて、またチャレンジします(笑)。

「『忙しいようですね』ということで、またチャレンジしてください(笑)」

●この番組を聴いてくださっているリスナーの方で、「よし! 次の白石康次郎のレースに俺の夢も乗った!」っていう方がいらしたら・・・。

「是非、またウェブページで募集したいと思います。これは1人1人の力が結集したレースですから、是非、みんなで次の夢を叶えたいと思っています」

●また、準備が出来たりとか、動き始めたら、また番組でもお話を聞かせてくださいね。

「はい。ありがとうございます」

●今日はどうもありがとうございました。そして、おめでとうございました!

「みなさん、ありがとうございました」

■このほかの白石康次郎さんのインタビューもご覧ください。

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■海洋冒険家・白石康次郎さんのホームページ

 白石さんのホームページには近況や、今後のメディア出演予定なども載っています。また、ブログのページには、「5オーシャンズ」の激闘の模様が、写真と共に詳しくアップされているので、是非、チェックしてみてください。レース中の白石さんの心境なども綴られています。
 次のレースの情報もこまめにチェックしてみてくださいね。

・白石康次郎さんのHPhttp://www.kojiro.jp/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. SPARKLE / 山下達郎

M2. MAGIC / PILOT

M3. TOMORROW (A BETTER YOU, BETTER ME) / QUINCY JONES

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

油井昌由樹ライフスタイル・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M4. CAN'T HELP FALLING IN LOVE / UB40

M5. WE CAN WORK IT OUT / THE BEATLES

M6. DON'T DREAM IT'S OVER / CROWDED HOUSE

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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